My Tokyobikeをカスタムしました。【SHIMANO 105装着】


これ、5〜6年前に大阪の東急ハンズで買った私の自転車です。Tokyobike。定価48,000円。
 
 

Tokyobike 純正スペック
 
フレーム:クロモリ
フォーク:クロモリ
ヘッドセット:VP Components VP-A31(1インチ JIS)
ハンドルバー:KALLOY AL(φ25.4×560mm)
ステム:KALLOY AL(95°100mm)
ブレーキ:TEKTRO キャリパーブレーキ(360g/pair)
ブレーキレバー:(220g/pair)
シフター:SRAM GripShifter MRX 8s(65g)
フロントディレーラー:なし
リアディレーラー:SHIMANO ACERA(355g)
カセットスプロケットSRAM PG850 or PG830 8s(350g 11-32T)
スプロケット詳細 11 12 14 16 18 21 26 32)
チェーン:KMC Z-XX
クランク:TRACER DURABI-XXX(700g クランク長170mm PCD130mm 歯数46T)
(チェーンリング46T 200g スチール製)
ペダル:VP Components VP-992A(307g/pair)
BB:PowerPro Components(300g 4角嵌合)
(シェル幅68mm 軸長115mm チェーンLine45mm)
リム:ALEXRIMS DA22 650C(390g リム1本あたり)
フロントハブ:Formula RB31-FQR 32H(158g 100mm)
リアハブ:Formula RB32-8QR 32H(392g 130mm)
タイヤ:KENDA KONCEPT WO650×23C(250g)
チューブ:SPECIALIZED スタンダードチューブ 26×1.0 仏式バルブ
サドル:Velo(360g)
シートポスト:KALLOY(295g φ26.6mm×350mm)φ26.8mmもOKらしい
シートクランプ:(φ28.6mm)
重量:10.2kg(実測 約10.5kg) サイズ:470mm/530mm

 
 
シンプルで小洒落た見た目に釣られ、1万円のママチャリからこいつに乗り換えた時にはエラく感激したのを覚えてます。坂道の多い東京の舗装路をキビキビ走り回る為の、10.2kgの軽量クロモリボディに小径細身の650×23Cというパッケージング。その出足の俊足ぶりたるやママチャリとはマジで雲泥の差。月とスッポン。今まで乗ってたのは果たして自転車だったのか!?というくらいの差を感じたものでした。
本格的なロード乗りの方から見たら「たかが5万円以下の自転車でw」と笑われるかもしれませんが、Tokyobikeはとにかくそんな自転車だったのです。
 
で、ほぼ購入時のストック状態でずーっと乗ってきていたのですが、メンテ不足のせいか、最近になってギア抜け?のような症状を起こすようになってしまいました。ペダルを強く踏むとガコン!と。
これはイカンな、交換したいなと思いつつだましだまし乗ってたんですが、コンポの交換なんて勝手がわからんのに加えて、自転車よりバイク方面が忙しいということもあって、結局何もせずに長いこと放置してしまっていたわけです。
 
 
そうしていた折、某Kさんから「青森の競輪選手の自転車弄ってる自転車屋さん知ってるよ」という情報が。なんと、これは渡りに船!ということでその自転車屋さんに診てもらいました。
 
 
  
で、診断の結果・・・・

リアディレーラーはガタガタ。チェーンはゆるゆる。スプロケは歯が磨耗して要するに全部もう終わってた。お恥ずかしい限りです。写真見たらなんかもう傷だらけ&黒ずんでます。これではもうダメです。
 

Tokyobikeはノーマルモデルとスポーツモデルがあり、スポーツモデルの場合、SHIMANOのSora(9段変速)が付いてます。これはれっきとしたロード用コンポーネントです。でも私のはノーマルモデル。リアディレーラーがSHIMANOのAcera(8段変速。MTB用の一番下のグレード)、シフターはSRAMのグリップシフトの安いやつ(これもMTB用)。安いパーツで気軽に楽しいというTokyobikeのコンセプトには合ってるのかもしれませんが、ガチャガチャとしたタッチは正直不満でした。
 
 
 
と、ここでようやく本題です。
 


SHIMANO105を付けてしまいました。
 

Tokyobike105 editionです。
 




SHIMANOのロード用コンポのグレードで見ると、
 
Acera(MTB用) ≦ Sora < Tiagra < 105 < Ultegra < Dura-Ace
 
ですから、一気に2ランク以上グレードアップしたことに。
段数も8段から10段にアップ。
単にロード用ってだけではなく、105はれっきとしたレーシング用コンポです。

 
 

走ってみた感想ですが。なんつーか、素晴らしい。
ヘタった純正だと、右手で「ガチャッ」とグリップシフターを動かすと、ワンテンポ遅れて、足元でチェーンが「ガチャラッ!」と勇ましい音を立てて変速してた感じでした。
それが今は、人差し指でレバーを「カチッ」とやると間髪置かずに「カコンッ」って感じ。
 
耐久性に優れて価格も手頃な105。正直精度とかフリクションがどうとか詳しいことはさっぱりわかりませんが、10段変速をカンカンカンッとリズム良く上げていくと、なんかワンランク上の高級な自転車に乗ってる感じに浸れます。
 

 

シフターは105だとドロップハンドルのタイプしかないため、Tiagraのフラットバー用の物です。(※フロント用とのセットなのですが。今はまだフロントシングルなのでリア用のみ付けてる。)グリップシフターから通常のシフターに変わったため、グリップ本体も替えました。SERFAS(サーファス)の肉厚なヤツで、握り心地は抜群です。見た目も赤くて派手でいかにもカスタムバイクっぽい感じ。



今後はせっかく余ったフロント用シフターもあることだし、フロントシングルをダブルに替えて、さらなる街乗り快速仕様を目指します。あと、ペダルも替えたい。ブレーキも。