XJ6 Diversionで6,000km走ったので、青森のツーリングコースを紹介する。【その1】奥入瀬・十和田湖


私のバイク、我が家では通称ディバ夫と呼ばれています。
(※由来は某動画サイトで有名な自走可能な高級ものほしの動画を家族と見てたら自然とそうなった。)
 
 
今年6月の月末に納車されてから早4ヶ月。その間に・・・

かれこれ6,000km程走っちゃいました。(写真は10月17日撮影)

といっても、この6,000kmの内訳は8割方青森県内で、ラリーを見に北海道へ行った等の以外は、まだほとんど県外では走ってません。そして6,000km走ってもまだ走ったことのない道がかなりあります。青森県は全国7位の面積ですが、中央に陸奥湾がどーんと鎮座してるため、実面積以上に広いのです。

ということで大型ライダー1年目の自分が、青森県内の走ってて面白い!と思ったルートを何件か紹介しようと思います。あまり定番コースじゃない所も紹介しようと思うので、県外の人で青森にもツーリングで寄りたいという人がいたら参考になればいいと思います。




 

十和田湖一周コース(八甲田山十和田湖奥入瀬渓流


八甲田&奥入瀬十和田湖ってのは青森県民にしてみるとワンセットで定番中の定番のドライブコースです。青森市からだと、八甲田ゴールドラインをから酸ヶ湯か田代平へ抜けて奥入瀬を通り十和田湖へ至るのが定石ですね。
その中でも特に観光道路としてポピュラーなのは奥入瀬渓流の通称瀑布街道とよばれるこの区間です。(※瀑布:ばくふ=滝)


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ライダーの必携アイテム、ツーリングマップル東北版(→Amazon)を見ると「日本一の渓谷美」と書かれている奥入瀬渓流。ここが特にすごいのは、自動車がバンバン走る道路のすぐ横にこんなかんじの渓流が流れてることです。行った場合間違いなくちょっと進んでは停車、ちょっと進んでは停車という走り方になるでしょう。銚子大滝、雲井の滝をはじめとした瀑布群や、石ヶ戸、阿修羅の流れといった見所が山程あるためです。遊歩道やレンタサイクルも整備されているので、連休中や夏祭期間中は常に混雑しています。当然観光バスや観光客の車も多いので走るスピードはかなりゆっくりになります。
 
奥入瀬の見所は観光ガイドやHPでも色々宣伝されてますので、検索すれば色々出てくるかと思いますが、例えば↓ここなんかは参考になると思います。
http://www.eco-oirase.com/walking/walking.html
 
 
 
とにかくガッツリ走りたい!という人には十和田湖一周コースをオススメ。


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青森側からのアクセスの場合、奥入瀬渓流の入り口でフェリー乗り場のある子の口(A地点)を、秋田側のアクセスの場合は、眺めのいい眺望台がある発荷峠(C地点)を起点にするといいでしょう。南岸の休屋エリア(B地点)はホテルや旅館が立ち並び、観光地化しています。乙女の像や十和田神社などのスポットもあるのでここを基地にするのもOK。

一周する場合の注意点としては、食事や休憩が出来るようなスポットが南岸・東岸側に集中していること。北西岸側、特にカルデラの尾根をつたう北岸側は、人工物が道路以外ほとんどありません。道路も湖面ギリギリから外輪山の山頂まで繋がるアップダウンの激しい道で、全区間狭小路、九十九折りのヘアピンカーブなどが連続するやや上級者向けの道です。

で、私が個人的に好きなのはその北岸側。(←物好き。)観光客は大体南岸の休屋方面に行くため、比較的道が空いているというのもありますが、周囲の森はそのまま八甲田の樹海に繋がっていて、大自然の中を一人で走っているとちょっとした探検気分。走りきると結構な走りごたえを味わえると思います。ただし秋は落葉と観光バスに注意。

子の口から十和田湖北岸へ至る道

北東岸側・某所にて

御鼻部山展望台から見下ろす十和田湖。ここと発荷峠はかなりオススメのビューポイントです。



十和田湖北岸側を走る酷道ラリーさんの動画があったので紹介しておきます。秋だとこんなかんじですね。
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(その2へ続きます。)