北海道に行ってラリージャパン見てきた!(その2)
前回の続き。(もう1週間以上経ってるけど気にしない。)
2日目は朝から札幌を離れ、ビサン林道のSS区間を見に行くことに。
観戦エリアへはシャトルバスで向かいます。
林道を30分ほど。
ビサン林道の会場。なかなか見晴らしが良い。
ラリーカーが橋の下をかなりのスピードで走り抜けて行くステージなのですが、一番迫力があると思われる橋の真上はVIP席(しかもかなり空いてる)でした。でも上から見るのもなかなか見晴らしが良くて良かったですよ。
くっ、オレの18-200mmレンズではこれが限界か・・・
でも生で見ると写真よりずっと迫力ありましたよ。
でもやっぱもっと近くで見たいよなぁ〜!
だって昔はこんなんだったんだよ?
当時F1より加速が速いと言われたグループBの車重800kg台・馬力500psクラスのモンスターマシンが、今よりずっとグリップの低いタイヤで、今よりずっと剛性の無い車体をフラフラさせながら、今みたく電子制御も何も無い車両で、もっと近く近く!とギリギリまで迫り寄ってくる観客の群れをモーゼの様にかきわけながら走り抜ける。
これがかつてのWRCです。
もっとも、こんな過激な状況を放置した結果、死者が続出し、グループBはたった5年で無くなりました。詳しくはグループB - Wikipedia参照。
以降どんどん安全に配慮して今の形になったわけですが、配慮し続けた結果、車と人とドライバーの距離は広くなってしまった気がします。少し寂しいですね。
午後。ビサン林道を後にした私は表彰式を見るために札幌ドーム近くのサービスパークへ。
4日間の戦いを終えて続々とピットに戻ってくるラリーカー。
WRカーの帰還を待つギャラリー
一足先に優勝の知らせが入り、安堵の表情を見せるシトロエンのクルー達
一番人気のペター・ソルベルグ・ワールドラリーチーム。結果は2位でしたが、ピット前のファンは一番でした。
シトロエンのブースの前も熱かった。優勝したオジエはピットに入る時サイドターン決めてた。超カッコ良かった。
表彰式会場。ひ、人ごみで撮影が
3位はフォードのラトバラでした。ナイスポーズ。
1位のセバスチャン・オジエ。新星がラリージャパンに来ましたね。
ということで人ごみにもみくちゃにされながらなんとか撮った写真でした。やっぱね、ラリーはドライバーと観客の距離が近いのが良いよね。公道を走ったり、普通なかなかこんなに近くでハイタッチとかしたりできないと思うよ。
出来ればSSでももっと近くで見たいけどね。
さて、こんなWRCですが、来年からは2000ccから1600ccに規格が変更になります。開発費を低減してメーカーを参入しやすくするためだそうです。個人的には歓迎。今の2リッターは車体が大きくなって重くなっちゃったし、テンロククラスの方が面白い車がたくさんあると思う。
ちょっとまとめてみたよ。
既にBMW Miniの新規参戦が決まりました。車両は新発売のクロスオーバーがベース。開発も進んでるみたいです。
シトロエンは今のC4からこれまた新車のDS3に変わります。DS3カッコいいんだよなぁ。個人的に今すごく欲しい車の一つ。→http://ds3.citroen.jp/
フォードは今のフォーカスから、今回のラリージャパンにも出てたフィエスタをメインにして参戦するはず。ちなみにこれマツダ・デミオの兄弟車ね。
更に、あまり信憑性ない噂ですがトヨタも参加するとかしないとか。まぁこの辺は期待しつつ話半分程度と思った方がいいかも・・・(でも昔のセリカみたくまたWRCでてくんねーかなぁトヨタ。)
ということで、ちょっと長かったけどWRC観戦記でした。疲れたけど楽しかったなぁ。また見に行くよ!