北海道に行ってラリージャパン見てきた!(その1)


先日北海道で開催されたラリージャパンを見てきました。


実は無類のラリー好きの私。ラリージャパンといえばF1と並ぶ世界最高峰のモータースポーツのひとつWRC(ワールドラリーチャンピオンシップ)の1戦です。モータースポーツとしてはF1より知名度が低く、ラリー好きとしては寂しいかぎりなのですが、とにかく凄いイベントなんですよ。



で、北海道まで行くわけですが、せっかくならバイクも買ったしフェリーで行こうと思ったわけです。


スケジュールはこちら↓
金曜の夕方に仕事終了 → 夕方から苫小牧行きフェリーに乗るため100km先の八戸までバイクを飛ばす → フェリー内で一泊 → 翌朝土曜日、苫小牧港到着 → 土曜(Day2)は朝から苫小牧市周辺のリエゾン観戦 → リエゾン見がてら支笏湖周辺プチツーリング → 夕方からは札幌ドームでスーパーSS観戦 → 札幌市内のホテルで一泊 →  最終日日曜(Day3)は朝7時からビサン林道に向かって高速を移動 → ビサン林道でSS観戦 → 昼以降は高速で札幌に戻り、サービスパークで表彰式を見る → 苫小牧まで高速で戻ってフェリーに乗船 → 月曜の早朝八戸着 → 100km先の家に戻りそのまま出勤。



いやぁ、我ながらなかなかの強行スケジュール。
「なんと無茶な」「大学生かよ!」というツッコミを色んな方から頂きました。
 
 
 
とにかく思い立ったら行動。フェリーの乗って北海道まで行ってきたわけです。




初めて北海道の道を自走した第一印象。
・道すげー広い!・・・港出たらいきなり片側4車線とか。(周りは倉庫だけ)
・周りの車が速い!・・・道広いから?本州の2割増くらい。


でも予想よりあんまり寒くない。それもそのはず、現地の人曰く「今の時期半袖なのは有り得ない」そうで、たまたま暑い時期に当たったみたいです。

で、着いたのもそこそこにリエゾン見に行きます。苫小牧から支笏湖周辺の林道がDay2(土曜日)のラリーの主な競技区間。SS(※1)は有料でチケットを買わなければ見れませんが、リエゾン(※2)はタダで見れます。ラリーカーがダートをぶっ飛ばすシーンは見られませんが、リエゾンだって立派なコースの一部。世界最高峰のマシン&ドライバーをかなり間近で見ることが出来ます。

※1:「スペシャルステージ」速度無制限区間。タイムを出すためのコースで主に山の中。※2:「移動区間」SSからSSまでの間のことで普通の道を競技車両が移動する。














近ッ!ローブが!ペターが!ライコネンが!目の前に!
車と観客の距離がものすごく近いのがリエゾンの魅力。スピードも出てないので写真も取りやすいです。思わずカメコになる私。


その時デジイチで撮った動画も上げてみます。

あまりレースで見られないシーンが見られるのが良いですね。
一番人気だったのは元スバルのエースドライバーで黄色いシトロエンに乗ってるペター・ソルベルグ。(動画で一番最初に出てくる車。ちなみに私もファンです)女性人気No.1は元F1ドライバーキミ・ライコネンでした。動画を見ればわかる通りライコネンが通ると黄色い悲鳴が上がってました。w



(※リエゾン見ながら支笏湖ツーリングもしてたんですが、それはまた別の記事で上げます。)


夕方からは札幌に移動し、札幌ドームのスーパーSSを観戦。

スーパーSSとは、ドームの中に複合コーナーやジャンプポイントなど、SSを模したコースを作り、ドームで大勢で観戦してしまおうというものです。
一言で言えば、1/1ミニ四駆みたいなもの、といった所でしょうか。


これはどっちかというと、写真より動画↓で見た方がいいかも。









いやぁ、これは実際見た方がいいよ。


現場の雰囲気、ドーム内に響き渡るエギゾーストの炸裂音や、排気ガスの香りとかは動画だとわかんないもんね。

やっぱWRカーの走りは別格で、1分半切るような短いコースなのに市販車ベースのラリーカーとはタイムで10秒以上の差がついていました。やっぱ化け物ですWRカー。でも市販車ベースのラリーカーの対決も面白くて、奴田原選手のFFフィエスタが2リッター4WDターボのインプレッサに勝ったり、結構拮抗した勝負があったり。市販車クラスの方がドライバーの上手下手の差が大きいので、「スゲー!はえええ!」ってなるWRカーと違って、勝負を見るのに集中できる所が良い所かもしれません。



なんか既にお腹いっぱいな感もあるんですが、もう一日あるよ。(その2に続く。)