キャンプツーリングに行くための準備・キャンプ用品あれこれ(その2)

かなり前回との間が開いてしまいましたが、続きです。今回は小物編。

 
■クッカーとマグカップ
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AF-snow-peak-%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF900-SCS-008/dp/B000AR2N2Q/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1339075689&sr=8-1
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AF-snow-peak-%E3%83%81%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%B0450-MG-043/dp/B000AR2OT8/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1339076137&sr=8-2
新潟の登山用品メーカー・スノーピークのアルミクッカーとチタンマグです。どっちも2000円くらいの定番品。ただ、それぞれ材質がチタンとアルミの2種類あり、買う前にちょっと悩みました。

アルミの特徴:
◯利点:安い。熱伝導率高いので容器が全体的に温まり調理しやすい。米も炊ける。
×欠点:チタンより重い。長く使うとサビる。
 
チタンの特徴:
◯利点:錆びない。軽い。酒などの風味が変化しない。熱伝導率が低く、熱い飲み物飲む時口元が熱くない。
×欠点:高い。加熱時に熱が一点に集中しやすく焦げ付きやすい。米炊くの難しい。


それぞれの特性から見ると、チタンの方が飲み物用の容器には適しており、温めたり調理したりといった用途ではアルミの方が使いやすい様です。よって、マグカップはチタン、クッカーはアルミにしました。
最も、登山と違いバイクの場合重さは問題にならないので、全部アルミやステンでもいいと思います。チタンコッヘルとかはかなり高いし・・・。また、マグカップは一層構造のシングルと二層構造のダブルがありますが、自分は直火で温められるシングルにしました。(※ダブルは直火厳禁)
 
ちなみに以前は100均のアルミ鍋を使っていました。湯を沸かすだけなら結構つかえます。しかし、コメを炊いたり、煮たり焼いたりといった「調理」をするのであれば、ちゃんとしたクッカーの方が良いです。同様に、以前100均の計量カップをマグカップ替わりに使ってましたが、こっちは大失敗。金属臭でコーヒーも酒も飲めたもんではありませんでした。チタンマグにしたのはその反動だったりします。

 
 
■ストーブ

http://www.amazon.co.jp/Coleman-%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3-%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%96-203535/dp/B000NIWG9W/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1339076355&sr=8-2
これも必需品です。値段も手頃ですし、Colemanはメジャーなキャンプ用品ブランドなので、ガスボンベもそこら中で売ってるのでこれにしました。畳んだ後もプラスチックのケースにコンパクトに収納出来るので重宝しています。

 
 

■コーヒー
キャンプ関係の本を見ると、色々凝ってらっしゃる方も多いのがコーヒー関係
キャンプ場とは不思議な場所で、だれも強制してないのに朝になると全員コーヒーを飲みはじめるという現象が起きます。キャンプ場の朝=コーヒーなのです。初めてキャンプする時何も準備せず朝を迎えると、何だか取り残されたような疎外感を感じるハメになります。中には本格的に豆から挽いてドリップしたものを朝靄の中で一杯やりたいがためにキャンプしてる、というキャンプコーヒーフリークも少なくないとか。
 
ただ、なんでも積み込める車と違い、バイクでコーヒーミルやパーコレーターやコーヒー豆などを持ち運ぶとなると、それだけで結構な荷物。インスタントでもいいけど、せっかくなら美味いコーヒー飲みたい。しかし荷物はなるべく減らしたい・・・


という訳で自分が使ってるのがこれ。

http://store.starbucks.co.jp/coffee/via/
インスタントの味を否定しといて何ですが、これもインスタントです。

ただし、他と違うのはスタバのコーヒーの味が再現されているって所。
 
言葉にすると簡単ですが、詳しくはこちらのサイトなどに書かれているように、スタバ店頭のコーヒーに遜色ない味を再現するため、スターバックス社が開発に20年掛けた渾身の製品だそうで、値段は12パック入りで1000円。一杯あたり83円。ドリップパック1杯約50円と比較してもかなり高めです。

しかしこれ、単純に、美味い!インスタント特有の風味が無く、ちゃんとコーヒーの澄んだ味がします。それでいて全く荷物にならない、お湯沸かせばすぐ飲める、ゴミがほとんど出ない、というインスタント最大の利点があります。バイク旅においては、これらの利点は何にも勝る価値があります。

手間をかけてドリップするのが楽しい、即席じゃありがたみが無い、という人には向かないかもしれませんが、手軽さと本格さを両立させたいということであれば良い一品ではないかとおもいます。